NAGISAにて

ぽつぽつと。


▽Master Lineもシェリーも、ようやく聴きました。
当たり前だけど、初めて聴く志村さんの声だ!と思った。
ああ、志村さんだ、志村さんの声だ、と繰り返し繰り返し自分に言い聞かせるみたいに。
ほっとしたしきゅうっとなったし嬉しくて切なくて笑い泣きでした。
やっぱり好きだ!私はフジファブリックが好きだ!


▽「スパイダーとバレリーナ」の
♪くすぐったいってな感じで アハハ 関係ないから言うよ
ってところが好きなんです
アハハが特に。
わかる人はいるのかなー
この曲や、シェリーやマスターラインみたいに明るい曲も素敵。
初期の暗い感じの曲も好きだけど。
フジは本当に色んな顔があるね。


▽FAB MOVIESのドキュメントを途中まで見ました。
暗いし打ってたらなんか内容がごちゃまぜでよくわからなくなったので閉じます。





DVDは、リリースしたCDやライブが年を追って順々に紹介されていくような感じ。
最初の方はメンバーがまだ若いなあ(ダイちゃんが特に!)と思ったり志村さんのMCがとてもたどたどしかったり。
最近に近づくにつれてライブのハコがだんだん大きくなって野外フェスにも出演して。
すごいなあ、さすがだなあとしみじみ思いました。
志村さんも山梨から出てきた頃は、ストックホルムにレコーディングに行くなんて思ってもいなかったでしょう。
「NAGISAにて」という曲がとても好きで(どの曲も好きですが)、映像でライブを観ていいなあと思いました。
富士急でやってくれるかな。
DVDのレコーディング風景やメンバーの笑っている様子を見るとふふふってなる。
本当にもういないの?まさか。
ふざけてるんでしょ、富士急で突然ステージに出てくるつもりなんでしょって思ってしまう。
ロキノン音楽と人も、あの3人しか写ってないのはたまたまなんじゃないかって考えてる自分がいる。そう思っていたい自分がいる。
受け入れるのを拒んでいる自分が、まだ自分の中にいたのかと思って苦しい。


音楽と人のインタビューを読んで、しっかりと前を見据えている3人の言葉を読んで自分のことが恥ずかしくなったばかりなのに。
3人が進んできたこの半年間、一体わたしは何をしていたんだろうか。
泣いてるばっかりで本当に情けない
いつまでもこんなことを言っているのは私だけだと思う
「CHRONICLE」は志村さんの弱さが出てるって思っていたけど、今は違っていて。
こんなに後ろ向きな自分の弱さのことを歌っているみたいでつらいです。


「どうせこんな僕なんかにと ひねくれがちなのです」
「気にしないで 今日のことはいつか時が忘れさせるよ」
「僕は君のことをどうせ忘れちゃうんだ」
「行かないで もう遅いかい」
「欲を言えば 君の声が聴きたいんだ」


あげてもあげても、きりがないほど自分にぴったりと寄り添っているような言葉ばかりで。




映像を見てから来週の事を考えるのが怖くなってきてしまった。
直面するのが怖いよ
すごく楽しみなんだけど、全然嬉しくない。
そこに、志村さんがいないってことを、その場面を、想像しようとしてもできない。
そんなことがあるわけないじゃないと思っても、嘘ではない事実が影のようにどこまでもくっついてきて離れない。
当日まで自分がちゃんとしていられるか心配。
当日も、ちゃんとしていられるかとても心配。


まあでもこんなことばかりのようだけど
出演するアーティストはどんなことを話して、何を歌うんだろうか、
とか
ハヤシさんはトイス!ってするかなあ
とか、
ずっと乗りたかった観覧車には乗りたいなー
とか、
割とそういう自分もいるからなんなのかよくわかりません。
上がり下がりがいつかの自分のように激しすぎる。
ふっと思い出したり考えたり曲を聴くだけで涙が無意識のうちにわーっと溢れてきてしまって困る。
なんでもないことに勝手に反応して勝手に泣きそう。
単純に、楽しみたいって気持ちは十分あります。
実を言うと金曜は体調を崩して早退してきたので、体調にも気をつけないと。
あまり暗いことばかり考えないように、17日の計画をたててます。


17日は、私にとって、フジファブリックファンにとって、どんな一日になるのだろう。
そしてもやもやした気持ちを私はどこまで引きずっていくんだろう。
「いつか時が忘れさせるよ」なんて無責任だと思いませんか、
そんな、「いつか」なんていつだかわからないよ。
だけどその「いつか」がずっと来なくてもいいし来て欲しくないなあとも思う。
忘れたくない。

天気も気になります。
晴れてほしいな。
雨降ってても、開演する頃には「はい 快晴!」がいいな。夕方だけど。
てるてる坊主もつくらなくては。


まとまらない文章で自分でもびっくり!
でもすっきりしました。