ルーティーン


◆今日は志村さんの月命日だ、と真夜中に勉強をしながら気づいた。
毎月24日になると、また24日が来たんだなと思う。
早いなとも思うし、訃報を聞いた瞬間の目の前の色がさーっとひいていくような感覚がまだはっきりと残っていて、つい昨日のことのようにも思う。
家の庭の花をすこしだけ摘んで部屋に飾ってみると少しだけ落ち着く。
花は時期になれば必ず咲いて、季節は知らぬ間に過ぎていく。
志村さんの書く歌には花がたくさん出てくる。
時期になれば咲く花みたいに、
志村さんの思いはどこかに留まることなく季節と一緒に巡ってくる。
ああでも、どうにもならないことが多すぎて多すぎて悲しい。
どうでもいいことならいいのにね、ほんとに。
この半年間志村さんのことを考えない日は一日だってなかったな、
フジファブリックの音楽を聴かない日も一日もなかった。
クリスマスに、とんでもなく悲しい知らせを聞いた時だって志村さんの歌を聴いてた。
半年前のあの日より前からずっと、好きな気持ちは変わらない。


◆富士Qのことは、やっぱり不安で不安で仕方ないけど楽しむべきだと思う。
そう自分に言い聞かせている。
7月17日が来るのを待っている時間よりも、当日の公演時間の方がずっとずっと長いと感じたい。
あっという間だった、なんて思いたくない。


◆ドラマ主題歌の件はうれしさ半分、複雑な部分が半分。
まさか主題歌になるなんて想像もしてなかった。
雑誌の表紙も、ドラマの主題歌も、志村さんがいなくなった後なんてやっぱり寂しい。
でもこれはもうあんまり言うべきじゃないね。
沢山の人に聴いてもらえるのは志村さんも喜んでるのではないかなあと思う。
一部の音楽ファンの人だけじゃなくて、どんな人でも楽しんでもらえるのが本当のロックだって言ってた。
だけど、だけどひねくれ者の私はなんとなく素直に喜べない。
本当に好きなことやものは、誰にも教えたくないし秘密にしていたいと思ってしまう。
いやな性格だね、でもこればっかりは仕方ない。
その主題歌になる「夜明けのBEAT」はダウンロードしなかったし、まだ聴いたことがないです。
7月28日に、CDを買って、それで初めて聴きたいので。
その前に富士Qでやるかな。
7月17日に、富士吉田にまた行けることが単純にうれしいな。
1ヶ月を切ったので、テストが終わったら準備にとりかかるつもりです。