居待月の夜

地域で最後の夏祭りが昨日終わった。
毎年、その夏祭りの終わりはもうすぐ来る夏の終わりを予感させる。
夏休みも今日で終わり。正確にはもう27日で終わってるけど。
小学生の頃とちっとも変わってないなあと残りに残った課題をしながらぼんやり思う。
毎年思うけど夏休みの終わり=夏の終わり。
夏休みは終わっても残暑が続いてまだまだ夏は続く。
でも文化祭準備や体育祭練習や課題テストに毎日を追われるうちにいつのまにか季節は秋に変わってる。
季節に敏感でいたいー


夕べはお祭りを途中で抜け出して自転車で近所のお寺にライブを見に行きました。
岸田くんは真っ黒に日焼けしていた。
昼の3時頃からやっているライブで、入った時は夜8時くらいでグッドラックヘイワが演奏してました。
あれ何て曲だったかな。ちょこっと聴けたのでよかった。
その後の弾き語りの人は、歌がまるくて優しかった。
会場がお寺の本堂だったから、扉がなくて開け放してやってたので歌声が会場の外にまで伸びていって開放的だった。
ただ、本堂に入った時から思ってたんだけど、仏様がいらっしゃるところの前に楽器や機材置いて入り口の方を向いてアーティストの方々は歌っているので仏様におしりむけて大丈夫なのかしらと少し心配になったりしました。
締めくくりは楽しみにしていたトクマルシューゴさん。
トクマルさんの歌は、やっぱりいい。
幻想的なようで現実的だったり遠いのか近いのかわからないけど、それが落ち着くしうっかり眠くなってしまうほど心地良い。
6月に恵比寿で見たバンド構成とは違って昨日はエレキギターでひとりの演奏。
お寺の本堂に座って、目をつむって聴いていると鳥の鳴き声やオルガンの音が頭の中ではっきりと鳴りだした。
「一人だと、一つの楽器の音と一人の声しかないですが、想像すると色んな音が聞こえますよ」と言っていたトクマルさんのことを魔法使いみたい!と思ったりした。
ライブの時は裸足なのでおもしろいなーと思ってたけど、昨日はinお寺本堂だったので違和感なし。
MCは相変わらずゆるくて、ひとりごとみたいな発言をぼそっとしたりして本堂にいたお客さんもよく笑った。
外から入る風にうっとりして、いい時間だった。
「良い夏になりましたか?僕は良い夏になりました」
8時時頃低いところにあったおぼろ月は、帰る頃には高く上がってくっきりと光っていてそれはそれはきれいだった。
良い夏だったなあ。


変わって今日は課題。
明日から学校で、課題テストがあるのでその勉強も。
寝違えた首が痛くて憂鬱だし、今日で休みも終わりだと思うとなんというか感傷的な気分に陥ってしまうから困る。
冷房をつけて、チャットモンチーをがんがん流している。
スリーピースの音って美しい。andymoriもSISTERJETも好き。
「あいまいな感情」「惚たる蛍」「three sheep」「余談」「愛捨てた」
涼しい部屋であいまいな感情を聴くと海の中にいるくじらになったみたいだ。
チャットモンチーはベースもドラムも主張がはっきりしてるから、聴いていると元気になるのです
RPG」聴いてもうひとがんばり!